2002年に、アメリカの情報サイト「Wired News」に紹介された時の私のインタビュー記事が載った『The Cult of Mac』
の翻訳版が発行になりました。
この本は、伝説的な雑誌「Macweek」のシニアライターだったリーアンダー・ケイニー氏が「Wired News」のために書いたコラムを集約したものです。
思えばこのインタビューは、私が初めて海外から受けたインタビュー記事でした。
英語は大の苦手でしたので、メール形式のインタビューは翻訳ソフトを使って自分なりに一生懸命返信した覚えがあります。当時この記事が「Wired News」のサイトに掲載されたときには、私のHPの訪問者が1日で1万人を越え反響の大きさにび
っくり。(それまで「Wired News」が有名なサイトとは知りませんでした)
このころから海外の人からのメールが多くなり、私の頭を悩ませることになります。
内容に関して、その後に翻訳された「HotWired Japan」で確認したのですが、少々自分が答えたことと違う解釈になってい
ました。
しかし、外国のウェブサイトに取り上げられたことが嬉しくて、そのことは余り気にも止めませんでした。
今回、翻訳版を発行元の(株)エスアイビー・アクセスさまのご好意でこの『The Cult of Mac』の翻訳版を送っていただき
改めて読んでみると間違っている部分や曲解されている部分が結構ありました。
まず冒頭で私の職業が写真家となっています。
写真家!?なんで?と思い、2002年の「Wired News」を見てみると英文では確かに『photographer』と言う記述がありま
す。
「HotWired Japan」で翻訳されたものにはこの写真家と言う記述は一切なかったので、翻訳版で内容を確認した私は全く気
が付きませんでした。
インタビューへの返答に写真家と書いたことは一切ないのに、どこでこのような間違いが起こってしまったのか不思議です。
幸い発行元の(株)エスアイビー・アクセスにその旨を伝えたところ、増刷する際には記事を変更してくれると言ってくれた
ので少しほっとしましたが。
又、当時私はHPにiMacを持って座っているジョブス氏の有名な写真をパロディにして、同じように私が描いたhiMacを持つ
自画像を載せていました。
その自画像は、当時ジョブス氏が破れたジーンズを履いていたので、私は靴下に穴をあけ私自身の親指を破れた靴下の穴から
出す凝った!?演出をしていました。^ ^
この画像をケイニー氏も気に入ってくれたらしく「Wired News」の中でも掲載されました。
「Wired News」の中で、ケイニー氏がこの私の自画像を見て『自分をもう1人のスティーブ・ジョブズ氏だと思っているよう
だ。』と言っていたのですが、今回本の中では私自身がジョブス氏を自任していると言う表現に変わっていて。
えぇ〜!っと絶句しました。(ジョブス氏崇拝者に何と言われるか!?)
また当時の「HotWired Japan」での翻訳では、『自分のデザインは一般のMacユーザーにはなかなか評判がいいが、当のアッ
プル社からコンタクトをもらったことは一度もないと真田氏は言う。アップル社が何か言ってきてくれると嬉しいと言いつつ
も、デザイナーとしての自分の実力については控えめな意見だ。』と訳されていたものが。
『真田のデザインは一般のユーザーにも人気があるのだが、Appleからのコンタクトはないそうだ。彼は自分のデザイン
能力については謙虚であるが、Appleからのコンタクトを期待している。』と...。
内容的な間違いはないのかもしれないけれど、訳す人が変わると解釈のニュアンスが違うように感じるのは私だけだろうか?
私的には「HotWired Japan」での訳の方が私の気持ちに近いと思っているのですが...。
とは言え、私のことが載っているのはほんの数ページで、内容はMacファンにとってはとても興味深いものが多いと思いま
すので是非一度読んで頂ければとおもいます!
最後に、この本に記載されているApple共同設立者スティーブ・ウォズニアックの言葉を載せておきます。
『Macintoshはコンピューター以上の存在である。生き方に関するものだ...。この本はMacintoshパーソンであるとはどんな
ことか書いている。この本は、私たちの時代のどんな製品よりも多くの愛と忠誠を捧げられたものに対する優れた洞察を与え
てくれる。』
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